平素より格別のご愛願を賜りまして、誠にありがとうございます。
「里の湯　和らく」は黒川温泉の中心街に昭和32年、先代が開業した「旅館　九峯館（現在、お宿　玄河）」の新館として、平成11年に清流「火焼輪知川」の流れる奥黒川のこの地に開業いたしました。
当初は客室と食事処に囲炉裏を備え、山間にひっそり佇む日本の田舎の文化をベースに、
まるでふるさとの母の温もりが感じられる宿。を皆でめざして参りました。

四季折々の山の風景、そして鳥や虫たちとともに10年間を過ごして参りましたが時代の変遷とともに、 温泉地へ訪れてくださる宿泊や湯めぐりのお客様の形態も団体様から少人数に移行。 また、サービスも目に見える物から目に見えない物へ変わるなど、
旅館に対するお客様のニーズも十人十色になっております。

そこで私が感じたのは「もっとゆっくりとお宿での時間を過ごして頂きたい」との思いからリニューアル、
平成21年7月から営業を再開し、ご夫婦やカップルの方に格別なひと時をお過ごしいただける大人限定の宿として生まれ変わりました。

今後もこだわりを持ちながら、本当の意味での癒しをお客様にご提供できる「お宿」づくりをめざして参る所存です。